昨日は「捨てる」技術だったので、今日は「保存する」技術をご紹介したいと思います。
Life hacking.jpの「今年を永遠に保存する! 2007年をアーカイブする7つのタスク」というエントリーが元ネタです。この7つのタスクを簡単にまとめると下記の通りです。
?タイムラインを作成しておく
?今年の成功をリストアップしておく
?今年の失敗をリストアップしておく
?写真のアーカイブと、トップ100を選んでアルバム化
?新しい出会いを振り返る
?今年読んだ本、見た映画、ドラマなどを振り返る
?今年は自分にとってどんな一年だった?と一言で表す
今年の出来事を永久に保存しておけば、来年といわず十数年先にも役にたつという教えです。エントリーより一文を引用しますと「こうした長期記憶こそが、長期的な成長の背骨になっていることも多いわけですので、単なる記録魔とあなどることはできません。」ということです。
とくに?と?の成功と失敗リストはだけはどんなに忙しくとも、過去一年間のスケジュールを振り返って作っておくことをオススメします。このリストを作っておくだけ自身の体験を、今後の糧にできるようになれるはずです。
成功体験をリストアップしておけば、自分の勝ちパターンを分析するのに役立ちます。失敗の原因を分析して次に活かそうという人は多いですが、成功した要因を分析する人は案外少ないのではないでしょうか。苦労して成功させたことはそのとき喜んで終わりにしないで、せっかくなので再現性を持たせてやりましょう。またこの成功リストは単純に作っていて楽しくなります。「今年、一年も何もできなかったな〜」と思う前にどんな小さなことでもいいので成功リストを書き出してみましょう。案外、成功体験って多いものですよ。
もちろん勝ちパターンにばかりこだわっていては世の中の変化についていけなくなるので、失敗も戒めとして残しておきましょう。失敗自体は挑戦の証なのでそれほど問題ないのですが、同じ失敗を繰り替えなさいためにも失敗リストははずせません。失敗にこそ成長の余白があるとよく言われますし。
最後にパウル・R・ウィゼンフィールドという人の言葉を紹介しておきます。
「あの男は17年の経験があるのか、1年の経験を17回繰り返しただけなのか。」
今年一年どんな体験があったにせよ
その経験を将来のために保存して将来のために活かしていきましょう。